Saturday, July 19, 2008

ロワッシィ奇譚 - Misty Line 1

好きな服といえばすぐに周りに薦めたくなるものですが、あまりに好きなものとなると出来るだけいいところで、素敵に撮ろうとしてなかなか書けないことがございます。こちらINSOLENCEが突如としてリリースしたラテックス"Misty"ラインもその一つで、ボンデージ・フェティッシュアイテムということでさらに書くのを躊躇しておりました。youさんは5月のはじめにすでにお書きになっていますから、私がいかに遅いかわかりますね。

ラインナップの中でも気に入っているのがこちら"Sally"です。TraceyやGraceのようなビキニめいたデザインが普段はもちろん好きなのですが、ことラテックスウェアに際しては物は別。

胸はさすがに出せませんから、Dark EdenのBlack Pastiesで隠させてくださいね。本当は完全に露出しています。
今回の"Misty"ラインはリクエストを受けて制作したというだけあって、あけるところはあける、しめるところはしめるという確かな仕上がり。こちらはあけておいてほしいな、というところが綺麗にカットされて出ているほか、パンティ部分もオープンタイプが付属していてフェティッシュを持った人にはたまらないとおもいます。…たぶん本当に好きな人は穿かないのでしょうけれど。

タトゥー用として別売りされていたパンツレイヤーが今回は最初から入っているのもそのあたりの配慮だとおもいます。そちらで着ますと下着レイヤーが空きますから、こうして鞭打ったあとで穿かせたり、ご主人様の烙印を焼き付けることができますね。

鞭を受けた痕というのはあちらこちらにあって、中には生々しい傷やすごい数の傷を表現したものがあるのですが、こちらHAITSのがちょうど躾のなっていないslaveが少し前におしおきを受けました、という風でいいなと選びました。上半身のものも別に売られています。もう少しバリエーションが欲しいとか全身のものが欲しいという方には下着レイヤーのみですがJuliett BeaumontのWhipped Skinも良いかと存じます。
ラテックスウェアというのはのっぺりとした質感のものがおおいのですけれど、ディティールに至ってもこちらはディティールに至ってもこちらはしっかりしていて地下の暗闇でもよく映えます。特にファスナー周辺の引き上げた様子まで想像できるようなたわみ具合と、ストッキングのハイライトの入り方が自然でいいですよね。グローブを真っ黒にせずにやはりファスナーの線が綺麗に入っているのも拍手したいところでした(上のお写真ではごめんなさい、ポーズのせいで曲がってみえてしまっています)。
こういったアクセサリもぴったりよく合います。Marine's little shopのStrapsとLeg Strapsです。(※)Restraint Life Viewer対応(と、申しますか本家でしたっけ)で、オートロックや外したときのアラーム表示、残り時間設定やオンライン時間の表示といった多数の機能が付いています。ボンデージに興味のある方にとっては当たり前に知られたお店でしょうか。通常オーナーを追加してその人に操作を委ねるものですが、自分で着けることが出来ますから、いわゆるセルフボンデージ用途や拘束ありのロールプレイにも使えると思います。腕のストラップと、太もも・ひざ・ふくらはぎ・足首を拘束するストラップはそれぞれ別に購入することが可能です。

AOに力が入れられていて、四つのポジションそれぞれで移動方法が変わります。左のTightでは両足で跳んで動くことしか出来ず、右のSitでは腰を浮かして擦るようにしか動けません。
そして一番つらそうなのがこちらのHogtie(両手両足の緊縛)です。こちらのみ、手足はパーティクルのチェーンでつながれます。そのままでも腰が痛いだろうし、芋虫のようにしか這うことができず、肩、胸や太ももが擦れてひどくいたむでしょうね。

けれどこの体勢のまま頭をぐりっと踏まれたり、よく頑張ったね、とやさしく髪を撫でてもらえるとかなり嬉しいんじゃないな、と思います。あくまで想像の話ですよ?

Second Lifeの見上げるポーズって目が半目になりがちでこわいものですけれど、Philotic EnergyのこのヘアAriadne-Blackは私が試して見た中で、一番上目遣いに見上げたときに可愛い髪だとおもいます。あまりこういうの意識してやるのもなんですけれど。

首輪は新しくXcite!からリリースされたTokonというシステムのDominator X Collarです。オーナー、スレーブどちらのHUDも別売りになっていて、そちらを買うまでは機能無しのものとして動かない代わりにそのものの値段は安いという変わり種です。首輪も手枷足枷もかなりの数のデザインが用意されていて、そのいずれもすこぶるいい質感ですから、HUDを買わなくともアクセサリ用途や自分でスクリプトを入れて使う(もちろん保証外)のに購入しても良いかと思います。

靴はずっとこういったもので使おうと思っていましたAW DesignのCourtXです。質感がもうラテックスウェアにぴったり。少しお値段は張りますが気に入って何色か購入してしまいました。

ポーズはまた自分のところの*amiko* Fairy_4と*amiko* Crawl_1を使っています。自分でつくったものですから調整しているうちにどんなふうに見えるかおぼえてしまって使い良いので、つい多用してしまいますが、もっとバリエーションを増やさなくてはいけませんね。

さて、今回の場所ですがThe Story of O ~ Le Chateau de Roissyというところです。深くは語りませんが同名の小説をテーマにしたロールプレイ・エリアですね。ルールを読んで、プレイの妨げになることをしなければお城の中も大丈夫のようですが、訪れる際はお気を付けて。

(※) Real Restraintからダウンロード可能なSecond Life互換ビューアのひとつ、通称RLV。テレポートを禁止したり、特定のオブジェクトをdetach出来ないようにしたり、IMやChatの禁止、家具に強制的に座らせたり、レイヤー服を自在に脱がせる(プリムは特定のフォルダに入れることで可能)など一般のクライアントより不自由になれるファンクションをビューアレベルで実装したもの。もちろんご使用は自己責任でどうぞ。

ARC: 3,531 (with straps) / 1,206 / 1

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